









箔と磨き2つの伝統技術を重ねる。卓上最小の装いで特別な時間と空間を彩ります。
【BIWA】
宮島杓子(しゃくし)の原型は今から約200年前、厳島の神泉寺の僧誓真により考案された。
厳島弁財天の琵琶をモチーフと手削り特有のカーブの出逢いから生まれた流線型。
「BIWA」シリーズでは原型のもつ美を忠実に象り、文字通り杓子定規に形を引き継ぎながら、その縮尺をかえることで、現代の食生活の中で新たな用を抽きだしました。
杓子と同じ6種のヤスリの工程で素地の木材を磨きのみで仕上がる。
前の番手の傷が残らぬよう丁寧に丁寧を重ねる。熟練の職人によるごまかしの効かない技術。
(杓子・杓文字・宮島)
一般に、飯をよそうへら状のものを杓文字(しゃもじ)、飯だけでなくしるをすくうスプーン状のものを杓子(しゃくし)。その形状により使い分けます。
宮島では、逆に飯をよそうものを杓子と呼んでいます。
全国に広まった宮島杓子には宮島の焼き印が押されていることから別名「宮島」とも呼ばれました。
【HAKU】
「日本人の美意識が生み出した箔文化を現代にいかす」日本の伝統的工芸技術である箔押しを用いた不変色性の「紙」。それを作り出す世界で唯一の技術をもとに、新たな素材・装飾技術を提案。文化的かつ現代的な、新しいインテリアと製品の可能性を創造します。
箔職人により、桑の木目の面を残しながら、本金箔と本銀箔、2色の箔を張り込みます。透けるほどの薄さの極致である1/10000ミリの箔は下地の制度を忠実に拾い、木目持つ美しさを最大限に活かしきる。
本金箔の変わらぬ輝きと本銀箔の豊かな経年変化、2つの対照的な素材で、表面を装う。
【仕様・サイズ】
サイズ(目安):W2.4×L8.8cm
重量(目安):2g
材質:クワ
原産国:日本
使用区分:電子レンジ ×、食洗機 ×
杓子の製造:倉本杓子工場
箔:株式会社歴清社
デザイン:有限会社博多商店